マンドリンを弾く技術士

マンドリン独奏曲やマンドリンの弾き方、技術士、本などのブログです。

2021-06-01から1ヶ月間の記事一覧

第156回 時間がなくてもマンドリンの練習をしよう その1 フレーズ練習

1. 時間がないと練習ができない 仕事が忙しく練習する時間がない・・・勉強があるから練習できない・・・理由は様々ですが練習ができないことはよくあります。 自分も今は練習する時間がありません。 そうは言っても毎日、マンドリンをかまってレッスンにも…

第155回 マンドリン ポジションチェンジを減らしてスムーズに弾く練習

1. スムーズに弾きたい スムーズに滑らかに弾きたい・・・独り言じゃないですが、音が切れることなくスラーを守って弾くためにはどうすれば良いか?・・・よく考えます。 スラーが弾けない、音がブチッと切れてしまう・・・スラーなのに・・・ ポジションチ…

第154回 マンドリン テンポが勝手に落ちる時の対処

1. テンポを維持する練習 テンポ感の練習は、メトロノームですね。 メトロノームは、リズムを正確にとれますがテンポの練習に使うことが多いと思います。 メトロノームではテンポのとおりに弾けてもメトロノームを外すと・・・遅れたり速くなったりすること…

第153回 マンドリン 重音トレモロを練習しよう

1. 重音トレモロとは? 重音トレモロは、複数の弦をトレモロ奏法で弾くことです。 マンドリン独奏曲で重音はよくありますが、マンドリンオーケストラでも珍しくなりました。 2つの弦をトレモロするため、音量がでます。 ただ、弾くだけじゃなく、フォームの…

第152回 マンドリン 小指を使ったトレモロ・・・自分はしない

1. 小指をボディに置いて弾く マンドリンの演奏方法は、何種類かありますが、その中に小指をボディに添えて弾く方法があります。 安定感があるから採用する奏者もいます・・・自分はできませんが・・・ 小指を軽くサウンドホール近くのピックガードにそえま…

第151回 マンドリン 副弦が弾けていることを確認しよう

1. 副弦を弾けていないことがあること マンドリンは、主弦と副弦があります。主弦と副弦は弾けているのは当たり前!! と思っている奏者は多いですが、副弦を弾けていないことがあります。 チューニングされていれば、主弦も副弦も同じ音ですから気が付かな…

第150回 マンドリン 小指が指盤から離れると正確に弾けなくなる

1. 指が指盤から離れると遅れる 速弾きするにはどうすれば良いか? 速く弾くことに憧れる奏者は多いと思います。自分もそうです。 速く弾くことが目標ではなく、速く弾けるようになると余裕ができて指盤を正確にとれるようになります。正確に弾けることが目…

第149回 第148回の補足:メトロノームが合わない

第148回と似たテーマですが、メトロノームと合わせることです。第148回の補足説明と思ってください。 メトロノームに合わせて弾くと、いかにもリズム、テンポが合っているように思います。しかし、合っていないことがよくあります。 録音して楽譜と付き合わ…

第148回 マンドリン 自分の耳を疑おう。 自分の演奏は聞いていない。

1. 自分は正しく弾いていると思っているが・・・ マンドリンだけじゃないですが、自分は正しく演奏していると思っている奏者は、多いと思います。もちろん自分もそうです。 メトロノームを正しく弾いている・・・当たり前じゃないか!! と思ってしまいます…

第147回 マンドレストで弾くと姿勢が良くなる

1. マンドレストとは? マンドレストは、マンドリンを安定させて弾く治具のことです。 凹んでいる部分を膝に乗せて、平の部分の上にマンドリンを置きます。 2. 安定して弾けるのか? 実際に使用している奏者もいますので、安定するとは思います。 でも自分は…

第146回 マンドリン ハーモニクスはチューニングに役に立つ

1. ハーモニクスとは? 7フレットや12フレットの弦の表面を軽く触れて、ピッキングした瞬間に指を離すとポーンと響きます。この音がハーモニクスです。 マンドリンでは、ハーモニクスが印象に残る曲があります。 マンドリン独奏曲の「夜の鐘」です。 www.you…

第145回 演奏した後にどれだけチューニングがずれるか確認してみる

1. 演奏中にチューニングがずれると修正が難しい 本番でチューニングがずれると悲しい気持ちになります。これも練習の成果かもしれませんが・・・演奏を中止してチューニングするわけにはいかないし・・・ 2. チューニングがずれやすい演奏があるのか? チュ…

第144回 マンドリン 音叉でチューニングしてチューナーで確認すると音は一致するか

1. 音叉でチューニングしてみる 以前は耳が鍛えられるということで音叉を使っていました。 442Hzの音叉です。それなりに耳を鍛えられた効果があったようで、先生からは耳が良いとほめられました。ただし、自分ではよくわかりません。 久しぶりに音叉を使って…