マンドリンを弾く技術士

マンドリン独奏曲やマンドリンの弾き方、技術士、本などのブログです。

2021-09-01から1ヶ月間の記事一覧

第195回 マンドリン 手首が硬くなったらトレモロで脱力

マンドリンの練習すると練習始めは力んでいます。基礎練習して弾きなれてから楽譜を弾きます。力みは残っていますが、脱力ができています。 練習が進むとフォルテ、ピアノと音量コントロール、表現力を使いますので、徐々に左右に負担がかかります。 負担が…

第194回 マンドリンの課題練習:デュオ奏法を練習する

1. 課題は何か? マンドリン独奏曲をマスターするうえで、デュオ奏法が課題です。 デュオ奏法は、一人二役の演奏方法です。メロディと伴奏を独奏で弾きます。難しそうに思えますが・・・実際のところ難しいです。 いかにも複数の奏者が演奏しているように聴…

第193回 マンドリン デュオ奏法はできていない前提で練習する

間違った動画を貼り付けていましたので、修正しました。 1. 自分の耳はあてにならない 聞いているようで聞いていない・・・自分の耳のことです。 「十分に弾けている」・・・そう思っていても他の奏者が聞けば「弾けていない」と聞こえます。 自分の耳はあて…

第192回 マンドリン ポジション練習はイメージ練習も兼ねよう

1. ポジション練習 マンドリンだけじゃないですが、楽譜の練習開始は、まずポジション練習から始めることがあります。 ポジション練習は、楽譜を初めて弾いた時だけじゃなく、弾けるようになってからも続けます。いつのまにか間違ったポジションを覚えてしま…

第191回 マンドリン ピックを立てて粒立ちをよくしよう

1. ピックを寝かせてはだめ マンドリンは、ダウンピッキングとアップピッキングの繰り返しが基本です。ピッキングが上手いとトレモロも綺麗になります。 トレモロに悩む奏者はけっこういます。多くは音に悩みがあります。 トレモロがいまいち・・・音が汚い…

第190回 マンドリン 繰り返し練習の3つのポイント

マンドリンの練習では、楽譜の弾けないフレーズを繰り返して練習します。そのポイントを説明します。 1. スケールを確認する 最初にスケールを確認します。スケールとは、♯や♭の数です。 ♯の数が3つなら、ファ、ド、ソと決まります。♯の音はポジションが半音…

第189回 マンドリン チューニングも練習と考えよう

1. マンドリンのチューニング マンドリンのチューニングは、以下の2種類です。 チューナーを使う。 音叉を使う。 他にも他の奏者から音をとる方法もありますが、個人でチューニングするなら、上記のどちらかです。 今は、チューナーを使うことが多いと思いま…

第188回 マンドリン コードの音は一つ一つ確認しよう

1. マンドリルのコード コードといえばギターやピアノですが、マンドリンもコードがあります。 マンドリン独奏曲は、コードは頻繁に出てきます。マンドリンオーケストラの楽譜でもコードを見かけることが多くなりました。 ソロ、オーケストラに関係なくコー…

第187回 マンドリン 重音やコードはベースから弾く

1. 重音について マンドリン独奏曲は、一人で弾くため、重音やコードで厚みをだす楽譜が多いです。重音やコードの弾き方を学ばないとマンドリン独奏ができないです。 最近は、マンドリンオーケストラの楽譜も重音やコードが増えました。オーケストラも当たり…

第186回 マンドリン 主弦と副弦をしっかり押さえてノイズを減らそう

1. ノイズが出る原因 マンドリンは、ノイズがでやすい楽器です。 ノイズの原因は、弦の押さえ方がいい加減になっていることが要因です。他にもありますが、弦の押さえ方を説明します。 マンドリンは、主弦と副弦の構造です。このうち、副弦を押さえきれてい…

第185回 マンドリン さまざまなリズムでピッキング練習しよう

1. ピッキング練習の目的 ピッキング練習は、左右を一致させること、リズムの練習が目的です。 左右が一致すれば、音が濁ったり、ミストーンも少なくなります。5分間もあれば練習できますので、練習メニューに取り入れましょう。 2. ピッキング練習の方法 練…

第184回 マンドリン 右手だけのトレモロ練習

1. 右手の向上は時間がかかる マンドリンは、右手の練習がかかせません。トレモロをするのが右手だからですが、左手と比べ右手の方が上達しにくいからです。 左手の方が複雑な動きに思えますが、右手の手首を柔らかくしてトレモロを弾く行為はなかなか習得で…