第146回 マンドリン ハーモニクスはチューニングに役に立つ
1. ハーモニクスとは?
7フレットや12フレットの弦の表面を軽く触れて、ピッキングした瞬間に指を離すとポーンと響きます。この音がハーモニクスです。
マンドリン独奏曲の「夜の鐘」です。
イントロのハーモニクスが鐘の音を表しています。ホールでよく響きますので、観客にも良い印象を与えることができます。
ただし、使用頻度の少ない演奏技術でもあります。オーケストラならなおさらです。
2. チューニングで使う
チューニングで使う方が日常では使いやすいです。
7フレットと12フレットの1オクターブの違いを利用します。ハーモニクスは音が残るので、チューニングに使いやすいです。
動画に方法を示します。
滅多に使う技術ではないですが、練習しておきましょう。
以上