マンドリンを弾く技術士

マンドリン独奏曲やマンドリンの弾き方、技術士、本などのブログです。

第153回 マンドリン 重音トレモロを練習しよう

1. 重音トレモロとは?

 重音トレモロは、複数の弦をトレモロ奏法で弾くことです。

 マンドリン独奏曲で重音はよくありますが、マンドリンオーケストラでも珍しくなりました。

 

 2つの弦をトレモロするため、音量がでます。

 ただ、弾くだけじゃなく、フォームの改善にもなりますので、練習メニューにいれておきたいです。

 

2. 練習方法

 右手だけで練習ができます。

 4と3弦、3と2弦、2と1弦の組み合わせを開放弦でトレモロします。4と3弦は弾くにくいですが、他の弦にあたるミストーンは少ないです。2と1弦は弾きやすいと思う反面、ピックが滑って他の弦、特に3弦に当たることが多いです。

 これは、右手がコントロールできていないからです。

 

 ミストーンが多い組み合わせを練習しましょう。集中して練習すると右手のコントロールが改善されてきます。右手首の手首振りができるようになり、腕のわずかな上下運動で手首振りができるようになります。

 動画にしてみましたのでご視聴いただければ幸いです。

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