マンドリンを弾く技術士

マンドリン独奏曲やマンドリンの弾き方、技術士、本などのブログです。

第223回 マンドリン 休符が長く隙間は短くして弾く

 マンドリンの楽譜は、休符とスラーが数多く出てきます。

 音符を弾くことに比べると休むことは軽視されがちです。軽視されるとは、休符が短くなり、スラーとスラーの間にある隙間が長くなることです。

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 休符が短くなるのは、音がなくなることを嫌がるためと思われます(奏者によりますが)。演奏が止まってしまうことになるため、休符の長さが短くなりがちです。

 

 隙間は、次のフレーズを弾くときにタイミングを合わすため長くなることが多いです。左手を動かすので、隙間をなくすくらいに弾くくらいが、ちょうど良い隙間になります。

 

 休符は長さが指定されていますので、長さの分だけ休む必要があります。

 感覚で弾くと短くなるので、数えるのが良いですが、写真の楽譜のように音が詰まっているとそういう余裕もありません。

 このため、演奏をスパッと終わらせる覚悟で休符をとりましょう。

 YouTubeにアップしましたので参考にしていただければ幸いです。チャンネル登録をお願いします。

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第222回 マンドリン デュオ奏法の前に移弦ができなければならない

 マンドリンの移弦は、ミストーンがでやすいです。

 ピックを移動する際に弦に当たるからです。

 

 移弦は、2種類あります。

  • ピックを少し浮かせて弦から弦に移動する。
  • ピックを垂直に上下し弦から弦に移動する。

 

 垂直に移動する移弦は、前後の弦しか移れないため、少し浮かせて移動する移弦が基本です。弦をまたいで移動することができます。

 

 移弦は、移動前の弦をアップで弾いて、移動先の弦をダウンで弾きます。

 移弦の練習は、開放弦だけで練習できます。フレットを押さえると弦が沈みますので、開放弦の方が移弦しにくいです。

 

 そういうことから、開放弦を使った練習が効果できます。ひたすら弦から弦へ移動する練習で十分に効果がでます。

 

 慣れたらスケールで練習します。左手が加わりますが、スケールなら練習しやすいです。弦を移動する音から音へのトレモロを重点的に練習します。

 以上のことをYouTubeにアップしましたので、ご視聴いただければ幸いです。チャンネル登録をお願いします。

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第221回 マンドリン 弾きやすいポジションで弾く

 マンドリンは、ブリッジ側とネック側では弾きやすさも違います。

 奏者それぞれで体格は違いますが、ブリッジ側の方が弾きやすいのが一般的です。ブリッジ側は、弦と胴に高さがあり、ピックが胴に当たることもないし、右手を無理なく添えることができるためです。

 

 ただし、音の好みは奏者それぞれですので弾きやすさ、音質で弾きたいポジションを探っていきましょう。

 

 

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 マンドリンのネック側は丸みのある音が出ますが、ピックがネックにあたるため弾きにくいと言えます。

 ブリッジ側は音が尖りますが、音量のコントロールがやりやすいです。

 

 楽譜をネック側とブリッジ側で弾いて聴き比べるとわかると思います。

 ポジションの選択は、正解がないので、自分の好みで選択しましょう。

 選択するうえで参考にしていただければとYouTubeに投稿しました。チャンネル登録をお願いします。

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第220回 マンドリン トレモロ練習はいつでも必要

 マンドリンは、トレモロで演奏する楽譜が多いので、トレモロ練習が必須です。

 演奏できるようになるとトレモロ練習を怠けてしまうことが多いので、トレモロ練習を適宜やる必要があります。

 トレモロ練習は、退屈になりがちですので、工夫しながら行います。

 

1. 開放弦による練習

 簡単にできてトレモロを確認しやすいのが開放弦の練習です。右手だけで弾いてトレモロを確認します。以下をチェックします。

  • ダウンアップの音が一致しているか
  • トレモロの粒がたっているか
  • 力まないか、弾いている最中に力まないか

 

2. スケール練習

 左手を加えたトレモロ練習です。スケールを均等なリズムで弾きます。以下をチェックします。

  • トレモロの回転数が一致するか
  • 右手の位置が動いていないか
  • 移弦がスムーズか、弦を移るタイミングで異音が入らないか

 

3. ピッキング練習

 トレモロというかピッキングによりフォームのチェックです。

  • ダウンとアップでフォームが変わっていないか
  • ピックが水平に当たっているか

 

 上記を練習してトレモロの向上に努力しましょう。

 動画にしましたので、ご視聴いただければ幸いです。チャンネル登録をよろしくお願いします。

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第219回 マンドリン ピックの角度は弦と水平に

 マンドリンはピックで弾きます。ピックを弦に当てて音を出します。ピックの当て方で音も変わります。

 

 ピッキングは、弦に対し水平に当てるのが基本です。

 ですが、実際は斜めに当たることが多いです。右手のストロークピッキングしますので、角度があるのが普通です。

 

 角度が若干あるのは止むを得ないので斜めになりすぎないように注意して演奏します。

 ある程度弾き込んだピックをみてみましょう。

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 ピックの先端を中心にすり減っている具合を確認します。

 ピックの両端が均等に減っていれば、おおよそ水平に当たっています。どちらかが減っていれば斜めに当たっています。

 斜めに当たっていればピッキングを見直しましょう。

 ピックのすり減り具合は常に確認しましょう。

 

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第218回 マンドリン ウラの拍を伸ばして音をつなげよう

  楽譜、スラーがかかったフレーズを弾くと音が切れてメロディとして聴こえないことがよくあります。

 

 音が切れるのは、左右の手に原因がありますが、左手を取り上げます。

 

 左手のポジション移動で音が切れることがほとんどです。ポジション移動で時間がかかるので、音がきれるわけです。

 

 時間がかかるので、速やかにポジション移動する必要がありますが、簡単にはできません。そこで、ウラの拍を少し伸ばしてみます。

 

 ウラの拍を少し伸ばして、伸ばしている間に左手の準備をします。そうすると速やかにポジション移動ができます。

 

 ウラの拍は、表拍と比べると短くなりやすいので、少し伸ばすとリズムもちょうど良くなります。ポジション移動のタイミングでは、少しウラの拍を伸ばしてもメロディが崩れることはありませんので、試してみましょう。

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第217回 マンドリン 音量は大げさがちょうど良い

  マンドリンだけじゃないですが、奏者は楽譜のとおりピアノやメゾフォルテを弾いています。しかし。聴く側はそうは思っていません。変化に乏しい演奏と思っています。

 

 なぜ、そうかと言うと、そう奏者は楽器を持つため、音量の変化がわかります。一方の聴く側は、距離があるため、メゾフォルテくらいだとピアノくらいにしか聴こえません。ピアノならピアニシモくらいです。

 

 音量は距離で拡散するため、自分のイメージどおりにはいかないわけです。

 

 音量は、自分のイメージよりも広げて弾くくらいがちょうど良くなります。ピアノならピアニシモ、メゾフォルテならフォルテで弾くと聴く側も音量の変化が明確にわかります。

 

 録音する場合でも音量の変化が小さいと感じるので、ステージでは余計に変化に乏しいと感じます。

 

 練習から音量を広げてみましょう。

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第216回 マンドリン トレモロの回転数を一定に保とう

 マンドリントレモロがテーマです。

 

 「聴いていて、この演奏は良くないなぁ」 と思う時はトレモロがいまいちなことが多いです。 なんか不安定・・・

 

 聴いていて「綺麗な音だなぁ」と思う演奏は、トレモロが安定しています。トレモロを安定させるには、回転数を一定に保つことです。

 

 回転数を一定に保つとフォームが安定するためです。

 

 楽譜を弾くと、フォルテ、ピアノの音量変化、ピッキングが混ざるなど回転数が変化する要素が多くあります。特に回転数を変化させて音量をコントロールさせる奏者が多いです。

 

 どのような楽譜でもトレモロの回転数が一定になるようにして弾きましょう。

 

 回転数を一定にする練習は・・・

 

  • 開放弦で回転数を一定に保つ。
  • スケールで一定に保つ。
  • スケールに開放弦を混ぜても一定に保つ。
  • 楽譜を弾いて、一定に保てるか確認する。

 

 4段階の練習です。上の3つまではできます。楽譜を弾く段階になって、一定に保てないことがあります。

 

 楽譜を弾いて、一定に保てられなければ、スケールに戻って感覚を掴みなおしましょう。それと楽譜を弾く時は、遅く弾く気持ちをもつ方が安定しますので、覚えておきましょう。

 

 動画にしましたので、ご視聴いただければ幸いです。また、チャンネル登録をお願いします。これからの練習の励みになります。

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第215回 マンドリン独奏曲のデュオ奏法を練習中

 マンドリン独奏曲を弾いています。

 マンドリン独奏曲で避けられないのがデュオ奏法です。一人でメロディと伴奏の両方を弾きます。

 

 聴く側から見るとなぜメロディと伴奏が聞こえてくるのか不思議に思います。どうやってそのように見せるのが奏者の腕です。

 

 デュオ奏法を練習していますが、まだいまいちです。こんな楽譜です。

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 メロディと伴奏が良い独奏曲は、デュオ奏法を決めたいところです。

 デュオ奏法を弾くには、メロディと伴奏を個別に練習します。個別に弾くことで、メロディと伴奏のパートの進行がわかります。

 

 メロディと伴奏の進行がわかるとデュオ奏法で弾いたときに進行がよくわかります。わかるとメロディと伴奏の両方が区別して聞けるようになります。

 

 練習の様子を動画にしてみました。

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第214回 マンドリンを独学で学ぼう! トレモロとピッキングの中間音を安定的に弾く

 マンドリンの演奏は、トレモロピッキングで構成されますが、中間の音もあります。

 

 中間とは、16部音符やテンポの速い8部などです。テンポアップした16部音符はトレモロと区別がつかないことがあります。

 

 16部で変化が少ないとほとんどトレモロです。

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 マンドリン独奏曲、マンドリンオーケストラどちらでも出てきます。このため、中間音を弾けるように練習します。

 

 3段階の練習で中間音を練習しました。この練習でも良いですが、安定的に弾く必要があります。安定的とは回転数が安定することです。

 

 中間音のみを連続で練習するか、3段階練習で中間音の練習時間を延長しましょう。

 YouTubeにアップしました。チャンネル登録をお願いします。

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第213回 マンドリンを独奏で弾こう! 右手だけの3段階のトレモロ練習

 マンドリンを独学で練習するうえでトレモロを習得するのが悩みます。

 

 誰かがみないと、どうしても間違ったトレモロになりがちです。

 

 正しいトレモロとはなにか? マンドリンは教育の体系がないので、正確な答えがないですが、ピッキングでもトレモロでもフォームが変わらないことを定義します。

 

 ピッキングは単純なので、正しいフォームで弾けますが、トレモロをすると右手のフォームがかわり、ダウンアップが一致しないということがあります。

 

 こんなことにならないように3段階で練習します。

 

 1段目がほぼピッキングです。ダウンアップの音が一致するように弾きます。

 

 2段目が回転数を上げて弾きます。トレモロピッキングの中間です。トレモロにしては遅いなぁ という感覚です。

 

 3段目がトレモロです。これで完成させます。

 

 中間である2段目を設定することで、ピッキングトレモロをつなげます。2段目が弾けると3段目をスムーズに移行できます。

 

 3段目がうまくいかない場合、2段目に戻って練習します。

 

 動画にしましたので、ご視聴いただければ幸いです。

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