マンドリンを弾く技術士

マンドリン独奏曲やマンドリンの弾き方、技術士、本などのブログです。

第35 回 技術士 仕事しながら技術士の勉強をしよう。

 技術士は、多くの人が社会人になってから受験しています。7年間の業務経験で受験資格を満足する方が多いからです。仕事をして帰宅後に受験勉強するのは大変です。毎日続かない受験者も多いと思います。

 そこで仕事をしながら技術士の勉強する方法を説明します。

 

1.前提

 「仕事をしながら」と言っても仕事をさぼるわけではありません。 

 多くの受験者は、自身の業務に関連した部門、科目を受験します。ここが前提です。前職の業務の部門で受験する方もいますが、論文を書くため、多くの受験者が業務と関係が深い部門、科目で受験します。

 もし、業務と異なる部門を受ける前提でしたら、ここに書くことだと不足することになります。

 

2.仕事をしながらキーワードを学ぶ 

 技術士試験では、キーワードを整理して論文を書けるほどに理解することが重要です。

 このキーワードは、仕事をしながら学びます。業務に関連した部門や科目のため、試験に出てくるキーワードは多くでてくるはずです。部門に関連する法規則、専門誌、学会誌などキーワードが眠っている資料が机上にころがっています。

 これらのキーワードを拾っては、論文が書けるまで理解します。資料を作成するためにキーワードを深く調べたり、会社の上司や仲間と議論することも仕事になります。調べるでインプット、議論、資料作成でアウトプット・・・キーワードについて詳しくなってきます。

 300個以上のキーワード全てに対してできなくても100個程度はできます。仕事の中でキーワードは多く出ていることに注意しましょう。

 

3.深く資料作成してみる

 論文対策です。資料を深く作成してみることです。

 社内資料は、箇条書き等の浅く書いても読まれますし、通じます。箇条書きで簡単に書きますと二次試験は落ちます。

 そこで、論文を意識して、結論+理由+説明の3段書きで書いてみます。注意したいのは、時間がかかりますので、業務のスピード感は意識しましょう。

 社内資料は、箇条書きで簡潔に求められることが多いので、論点を整理する位置付けの資料にします。このようにして論文の書き方を学びながら仕事をします。

 本番は手書きですので、手書きの練習もする必要があります。論文の書き方がわかれば良いと考えましょう。