マンドリンを弾く技術士

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第36回 技術士二次試験 過去問の勉強方法について

 技術士二次試験は、過去問を勉強することが有効です。同じ問題はでることはなくても過去問を勉強することで合格の可能性が高くなります。

 このあたりのことを説明します。

 

1.なぜ、過去問の勉強が有効か?

 同じ問題が出題されることはありませんが、問題の形式はほとんど変わりません。変わらないから過去問の勉強が有効です。

 問題の形式は、「・・・について、述べよ」とか「・・・の立場で、メリット、デメリットをあげよ」とかの問いかけです。

 問題の形式が変わらないなら、過去問のキーワードを変えれば、予想問題が出来上がります。問いかけごとの回答方法を学んでおけば、論文を組み立てて回答を書くことが早くなります。早くなれば誤字脱字はもちろんですが論文の精度もあがり合格の可能性が高くなります。このため、過去問は有効です。

 

2.過去問の勉強方法

 過去問は、3年分程度準備します。日本技術士会に過去問がアップされていますので、そこから過去問を確認しましょう。

 キーワードを準備します。キーワードは受験する部門の最近の状況から出題される可能性の高いものを考えておきます。

 過去問(専門、応用、課題)のキーワードに準備したキーワードを貼り替えます。これで予想問題が出来上がります。専門の問題なら簡単にできると思います。

 出来上がった予想問題の回答を作成します。キーワードが多くなるほど予想問題も多くできます。

 

 専門の問題はこの方法が特に力を発揮します。問題の形式がほとんど変わらないからです。応用や課題は最近の問題の形式を確認しておきましょう。同じ部門の他の科目の問題もみておくのも有効です。問題形式が変わる場合、他の科目に合わせることが多いためです。