第21回 2回目の挑戦 やっぱり不合格だった
初めての受験はタイミングが悪かったと思って、12月から受験勉強を開始しました。振り返ると2回目の挑戦も論文の書き方を全く理解していませんでした。もちろん結果は不合格でした。しかし、奇跡がありました。その辺りを説明します。
1.反省しないまま勉強を始める
回答を復元して、自分で正解の論文を書いて比較して反省してから勉強を開始するのがセオリーだと思いますが、反省はせずに勉強を開始しました。
しかも、いきなり論文を書いていました。
知識があいまいなまま論文(らしい文書)を書いていましたので、知識が足りないことにすぐに気づきます。
これはやばいだろうと思い、放射線取扱主任者の概論を取り出し知識を身につけます。専門知識の観点からはこの勉強方法はよかったとは思いますが、論文をかけるほどの理解はしていなかったと思います。
2.とにかく論文(らしい文書)を書いてみる
知識が身についたと思ったので、論文を書いてみました。
社内の合格者から、とにかく書いてみることが大事だよと聞いたので、論文の作法を考えずにとにかく書いてみました。
予想問題は考えていませんでした。1回目の受験で予想問題を考えても無駄だと思ったからです。
論文は原稿用紙をコピーして本番を意識して書きました。
これはよかったことだと思います。
3.受験本番
受験本番を迎えます。
受験会場は1回目と同じく広島市西区にある専門学校です。
問題をみたら答えれる問題と明らかに答えられない問題がありました。明らかに答えられない問題はパスして、答えられる問題(なんとなくわかる程度)のみ回答を書きました。
予想していないと言いながら、ある程度予想問題を考えていましたが、かすりもしませんでした。去年と同様に福島第一原子力発電所の事故の影響が試験に反映されているのはわかりますが、現場に行かないとわからない問題でした。
4.合否発表 もちろん不合格
合否発表を見ると・・・今回も受験番号はありませんでした。しかし、葉書を確認すると必須科目がA評価で、応用がB評価でした。
合格に近かったんだなと思いました。これなら来年は合格できると思いました・・・あまい考えだったと気がつきますが・・・
5.まとめ
- 原稿用紙を使って勉強するのは効果がある。
- 論文を書けるほどの知識があれば、予想が外れても論文は書ける。