マンドリンを弾く技術士

マンドリン独奏曲やマンドリンの弾き方、技術士、本などのブログです。

第20回 技術士 とりあえず挑戦してみた1年目はもちろん不合格

 そろそろ技術士二次試験の勉強を開始する方も出てくる頃です。

 自分は6回目の受験で合格することができ、現在は社内で技術士を活かしています。受験生の方々に参考なればと挑戦記録を説明します。

 

 

1.受験のきっかけ

 受験当時は資格マニアみたいなものでした。

 第1種放射線取扱主任者公害防止管理者に合格し、次に何を受験しようかと考えていました。資格は自分に箔をつけるものと考えていて、他の社員と差別化をしたかったのが資格マニアになりかけていた自分の本音です。

 目についたのが技術士でした。放射線取扱主任者よりも難易度が高く社内でも保有者が少なかったので、チャンスだと思いました。

 受験のきっかけはこんなものです。この時は、技術士がなんなのかもわかっていませんでした。

  一次試験に合格し、7年間の実務経験もあるので、まぁ受験してみようかと軽く考えていました。

 

2.勉強してみる

 勉強方法がわからなかったため、まずは参考書類を読み漁りました。それなりに知識もあるから、論文は書けるだろうと思っていました・・・これが勘違いでした。

 書く訓練はほとんどしませんでした。3時間で原稿用紙6枚・・・これくらい書けるだろうと思っていました。

  

3.予想問題が大きく変わる出来事

 勉強を開始したのが1月でした。3月になると東北大震災が発生します。福島第一原子力発電所の事故が発生しました。

 自分は、放射線防護を受験する予定でしたが、この事故で問題が全く予想できなくなりました。当時は、日刊工業(正式な名前は忘れましたが)という雑誌に予想問題が載っており、この問題を参考に勉強していました。

 初めての受験でも問題が変わることは目に見えてわかっていましたので、どうやって勉強していいのか、わからなくなりました。

 

4.受験を受けてみるが予想通り不合格

 受験を辞退することも考えましたが、雰囲気を知っておくことも次回につながると思い受験してみました。

 予想問題はかすりもせず、事故関係の問題でした。歯が立たず不合格になりました。

 合格者の名前見ると、知らない人ばかりで自分の業界の人は誰もいませんでした。何人か受験したことは知っていましたが、誰も予想をたてられなかったんだろうと思います。

 

5.受験1回目の反省

 予想ができない事態が発生したときは受験を辞退することも必要