マンドリンを弾く技術士

マンドリン独奏曲やマンドリンの弾き方、技術士、本などのブログです。

第25回 技術士二次試験 6回目にして筆記試験を合格する。

 5回目の二次試験も不合格に終わり、諦めようかと思いましたが、これで最後だと思い6回目を受験しようと思いました。

 

 5回目の勉強方法がベースになりますが、小論文の書き方は技術士二次試験によった書き方がないかなと参考になる本などを探していました。

 見つけたのが、かつて通信教育を受けた会社から発売された3段書きに関する本でした。技術士が書いただけあって、参考になりました。

 3段書きとは以下のとおりです。

  • 結論を書く
  • 理由を書く
  • 理由の説明を書く

 

 この3段書きで勉強することにしました。

 結論は、問題の回答を素直に書く。理由は、結論の理由を簡単に書く。説明は、理由だけでは結論を証明することはできないので、理由から結論を導く説明を書く。

 このことを意識して論文練習しました。

 

 次に想定問題です。

 公開されていること、誰もが閲覧する可能性のあること をヒントに内閣府ホームページ、日本学術会議、関係する学会のホームページや学会誌・・・これらから問題になりそうなテーマを抽出しました。

 次に問題にしました。過去問にこのテーマに関するキーワードを貼り付け、予想問題を作成しました。

 あとは繰り返して勉強するだけです。一方で、キーワードの勉強や択一の勉強もフォローしました。

 

 受験本番を迎えました。

 専門4題から2題選択、応用2題から1題選択、課題解決は2題から1題選択です。

 専門は、ひねくれてるなと思いながら自信がある2題を選択し書きました。応用はどちらも書けそうでしたが、確実に書けそうな問題を選択しました。ここまではA評価が得られるんじゃないかなと内心で自信がありました。

 問題は午後からの課題解決です。・・・問題を見ると・・・想定問題のテーマと同じ問題がありました。ただし、要求事項が違いました。

 考えると・・・回答が思い浮かびました。忘れちゃいけないと思い論文構成を考え、回答を書きました。最後まで書き上げ過去にないほど満足感が得られました。

 

 合否発表を迎え、毎回のことですが結果が怖くて見れませんでした。

 今回は、書ききった自信がある・・・日本技術士会ホームページの合格者発表を見ると・・・自分の受験番号がありました。手持ちの受験票を何度も確認し、合格していると思いました。

 その2日後に日本技術士会から合否結果が届きました。確かに合格と書いてある。口頭試験の会場と受験日も書いてありました。

 受験日は12月17日(月)・・・平日!? 毎年休日に行われていたと思っていたのに・・・会社休まなければならない。ちょっと不安を感じながら口頭試験に向けて動きました。