第190回 マンドリン 繰り返し練習の3つのポイント
マンドリンの練習では、楽譜の弾けないフレーズを繰り返して練習します。そのポイントを説明します。
1. スケールを確認する
最初にスケールを確認します。スケールとは、♯や♭の数です。
♯の数が3つなら、ファ、ド、ソと決まります。♯の音はポジションが半音上がる・・・と理解できます。理解できればマンドリンを見てどのポジションを押さえるべきかすぐにわかります。これだけでもミストーンが減ります。
2. ゆっくり弾く
繰り返し練習はゆっくり弾きます。
回数を稼ぐために、早く弾く奏者がいますが、ゆっくり弾きましょう。ゆっくり弾くことで指がポジションを覚えます。滞在時間が長くなるため、脳が理解するためです。
3. 弾き方を手順化する
ポジションの押さえ方、指の使い方は手順化しましょう。
思いつくまま弾くとなかなかフレーズの弾き方を覚えてくれません。そこで手順化すると覚えやすくなります。
ゆっくりと、この音は、人差し指を、次の音は中指を・・・という具合に手順化すると覚えやすくなります。楽譜に書くと有効です。
動画にしましたので、ご視聴いただければ幸いです。