マンドリンを弾く技術士

マンドリン独奏曲やマンドリンの弾き方、技術士、本などのブログです。

2021年最後のマンドリンレッスンを受講して出された課題と練習

 2021年最後のマンドリンレッスンに行ってきました。コロナでステージでの演奏ができない日々ですが、レッスンを受講してレベルアップしています。

 

 課題曲は「主題と変奏曲」です。中野二郎作曲のマンドリン独奏曲です。

           f:id:hiromandolin:20200724152646j:plain

1. 課題:スラーをつなげてリズムを守る

 イントロの綺麗なメロディをリズムどおりに弾いて、音がブチっと切れないようにとの指摘事項でした。

 

 スラーは、ポジション移動で切れやすいので、左手を上げすぎないこと、右手は弾き続けることを意識して繰り返し練習します。

 練習はゆっくりします。ゆっくり弾くと指が覚えます。

 

2. 課題:表現力をつけること

 テーマに表現をつけて弾くことが課題です。

 

 テーマは、独奏曲全体の主題を提示しますので、表現は抑え気味が良いと思いましたが、もう少し表現が必要との指摘でした。ただし、ベタベタにはするなとのことでした。

 

 そう言われると、音量で表現を変化させるくらいですね。

 テーマは、2つのメロディで構成され、1つ目のメロディが3回、2つ目のメロディが1回出てくる構成です。

 

 1つ目のメロディは、1回目がピアノ、2回目がメゾピアノ、3回目はピアノで弾きます。イントロが音を絞って終わりますので、1回目はピアノが良さそうです。

 

 2つ目のメロディは、スケールに合わせて音量を上げて、下げるで表現をつけます。

 

3. 課題:テンポアップ

 バリエーションのテンポアップです。

 

 バリエーションはピッキングです。ピッキングのフレーズは、早く弾かないとメロディが切れてしまいますので、早く弾けということです。マンドリンは音が切れやすい楽器ですのでピッキングのフレーズは早く弾くパターンが多いです。

 

 テンポアップは、ゆっくり弾きます。矛盾した言い方ですが、ゆっくり弾くことで指がフレーズを覚えます。

 

 覚えてしまうとテンポアップは簡単です。

 ゆっくり弾くことを繰り返し練習しますので、飽きがきますが我慢して練習します。

 

 覚えたなと思ったら、テンポアップしてみます。

 

 練習をYouTubeにアップしました。

youtu.be