第202回 マンドリン独奏曲をマスターしよう
マンドリン独奏曲は、オーケストラの楽譜よりも習得しにくいです。マンドリン独奏曲は、一般にメロディと伴奏を弾くためです。
同時にメロディと伴奏を弾くため、マンドリン独奏曲に適した弾き方をマスターする必要があります。
それが、デュオ奏法です。デュオ奏法の基礎練習は、何度か紹介しましたので省略します。動画を参考に示します。
マンドリン独奏曲を弾くには、メロディと伴奏を意識しないようにします。独奏曲の楽譜をピッキングで練習します。
上の楽譜だとメロディと伴奏で構成された独奏曲です。メロディと伴奏を同時にピッキングします。ピッキングはゆっくりします。
ピッキングすることで、メロディと伴奏を意識せずに一つの塊として弾きます。
ただし、音符の長さは注意しましょう。音が消えないように注意します。
繰り返して練習するとメロディと伴奏を意識せずに弾けるようになります。メロディをイメージしたい場合、メロディパートのみ練習します。
ピッキングで弾けるようになるとトレモロをしたくなりますが、十分にピッキングで練習しましょう。
動画にしましたので、ご視聴いただければ幸いです。