マンドリンを弾く技術士

マンドリン独奏曲やマンドリンの弾き方、技術士、本などのブログです。

第231回 マンドリン パッセージは弾き方がある

 パッセージは、32部音符以上でスケールで上がっていくフレーズです。マンドリン独奏曲で高い頻度で記譜されています。

 

 弾き方ですが、楽譜のとおりに弾くことはほとんどありません。

 一番下の音(たいていベース音です)はテヌートで弾いて音を伸ばします。スケールの音は、駆け上がるようにして弾きます。長さは駆け上がるようにして弾くことで遅れないように帳尻を合わせています。

 

 トップの音は、そのまま駆け上がるようにして弾くこともありますが、テヌートで弾くことが多いです。表現を考えてのことです。

 

 パッセージの弾き方がわかったところで動画を見ていただければ幸いです。

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