第225回 マンドリン スラーを音を切らないようにして弾く
楽譜には、スラーが多く出てきます。
メロディを弾くうえで重要な音楽記号です。マンドリン独奏曲は、スラーを守らないとメロディが切れるため、聴く側に伝わりません。
スラーを弾く練習が必要です。
スラーを弾く練習は、左右をわけて考えます。
左手は、フレットから指を離さないようにします。とはいえポジション移動では指が離れますので、短距離で移動するようにします。そのためには、指をわずかに浮かせる程度でポジション移動します。
フレットから音が離れるすぎると音が切れてしまうので注意しましょう。
右手はスラーを弾いている間、止めないようにして弾きます。
右手を止めないようにするには、トレモロの回転数です。回転数を上げすぎと右手のコントロールが効かなくなり、止まりやすくなります。
右手を常にコントロールできるように、程々の回転数でトレモロします。16部音符を弾くよりも少し回転数を上げるくらいがちょうど良いです。回転数を下げると止まらないようにコントロールすることができます。
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