マンドリンを弾く技術士

マンドリン独奏曲やマンドリンの弾き方、技術士、本などのブログです。

第226回 マンドリン 弾き始めの力みを解消する方法

 弾き始めは、力んでいるから思うように弾けません。冬は余計にそうですね。

 

 筋肉が硬くなっているためですが、マンドリントレモロがあるから筋肉が硬いのは致命的です。

 練習では事前に基礎練習してから楽譜を弾きますので問題ないですが、本番のステージでは事前練習がない場合もあります。

 

 力みを解消する方法を知っておく必要があります。

 とはいえですが、力みを完全に解消する方法はありません。それらしく弾く方法ならあります。

 

 力みを解消するため、いきなり右腕のストロークを大ぶりにする奏者がいますが、これはやめておきましょう。何もよいことがありません。

 

 大ぶりとは逆に回転数を下げて弾きます。ピッキングよりも少し回転数を上げる程度で十分です。右手のストロークは、小幅にします。回転数を下げれば、ストロークの幅は自然に下がるので、回転数を下げることに注力します。

 

 手首が柔らかくなってきたなと思ったら、回転数を上げてみましょう。

 注意したいのは、フォルテで始まる楽譜です。回転数を下げても力んでしまいます。選曲ができればフォルテで始まる曲は避けましょう。2、3番目に弾くようにします。

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