第179回 マンドリン テンポアップはトレモロの回転数をさげてみる
1. テンポアップする時に回転数を上げない
テンポアップする時に、トレモロの回転数を上げてしまう奏者をみかけます。
回転数を上げればテンポアップするように見えますが、左手のポジションをとる速さが変わるわけではないのでテンポアップしません。
むしろテンポダウンすることもあります。ポジションをとるタイミングを探ってしまうため、音が伸びるためです。
2. テンポアップは回転数を下げる
テンポアップは、トレモロの回転数を下げることが正解です。
回転数を下げると左手に余裕ができてテンポアップが簡単にできます。
右手を使わずに左手だけで弾くと遅れることはほとんどないはずです。右手が加わると遅れます。
左手の負担が最小限になるように回転数を下げるとテンポアップができます。
テンポアップと回転数は反比例することを覚えましょう。
動画にしましたので、ご視聴いただければ幸いです。