第115回 マンドリンレッスン 左手のポジションチェンジは手の甲で行うイメージで。
弦楽器は左手で楽譜の音符を押さえにいくものですが、指を先に動かす奏者が多いです。マンドリンもそうです。指よりも左手の甲を動かすことを意識するとポジションチェンジがうまくいきます。
1. ポジションチェンジがうまくいかない原因
左手の指が斜めに移動すると、そのまま斜めの指の形でポジションを押さえるので、弱い押さえになり、音がビビってしまいます。
2. 手の甲を動かしてみる
ポジションチェンジは、手の甲を動かします。
指を先に動かすと斜めに指がポジションに入りますが、手の甲を動かすと左手の押さえ方がキープされます。キープされますので、左の指が垂直にポジションに入り音のビビリが減ります。
3. 練習方法
ゆっくりから左手のポジションをキープしたままポジションチェンジする練習で身につけます。
ゆっくりから始めて徐々にテンポアップしていけば左手がバラバラになることはありません。いきなりテンポアップすると左手がバラバラになるので、ゆっくりから始めましょう。
最後に動画にしてみました。