第91回 マンドリンレッスン 主弦と副弦をきちんと押さえて弾いてみよう
マンドリンは、主弦と副弦があります。主弦と副弦をピックで弾くことが原則です。しかし、主弦だけしか弾いていないということもよくあります。主に、左手の押さえ方に問題があるためです。
コードや重音は、押さえにくいです。押さえ方が悪いと音がビビってしまいます。汚い音になります。
ビビリ音を防ぐためには、左手の押さえ方を改善します。いきなり楽譜を見て改善を試みることも良いですが、スケールを弾いてみます。スケールは、主弦と副弦がきっちりと押さえられているはずです。ここでビビリがあれば左手の押さえ方に根本的に問題があります。そういう意味で、まずスケールで確認します。ピッキングで弾くとよくわかります。
スケールで問題なければ、楽譜を見ます。
ピッキングで弾いて、どこにビビリがあるか確認します。ビビリがある小節の左手の押さえ方を改善します。
指の配置を変えて改善できれば良いですが、音にビビリがあれば、押さえ方を変えてみます。コツは左指の第一関節を直角に曲げると無理なく押さえることができます。
強めに押さえると音はでますが、ネックから指の離れが悪くなり、ポジションチェンジに影響がでる場合があります。まずは、無理なく押さえる方法で取り組みましょう。
動画にもしてみました。ぜひ見てください。