マンドリンを弾く技術士

マンドリン独奏曲やマンドリンの弾き方、技術士、本などのブログです。

第112回 マンドリン ゆっくり弾いて判断力を養おう

 マンドリンだけじゃないですが、楽器が上達させる能力は何か? 音感、リズム・・・いろいろあると思いますが、「判断力」が重要かと考えます。

 断定まではできませんが・・・

 

1. 判断力が必要な理由

 自分の演奏が正しいのかわからないためです。

 運指が早く、右手の脱力ができていてもリズムが間違っていたら演奏としては認めてもらえません。

 テクニックがあってもリズムを間違って判断して、そのまま練習してマスターしてしまったケースです。よくあるんだろうなと思います。

 

 判断が正しければ楽譜を読み取り再現できるはずです。

 

2. どうやって判断力をつけるか

 自分も教えてほしい と思ってしまいますが・・・

 レッスンへ通っている奏者なら、教わっている先生に聞くのが最も手取り早いです。

 練習している曲がYouTubeにアップしていれば正しいと定義します。ただしプロの奏者が演奏しているなど注意する必要があります。

 以上は物差しがあって判断するやり方です。

 

 自分自身で判断することはできないか?

 ゆっくり弾いてみることです。ゆっくり弾くとは楽譜のとおりにリズムや表現力が弾けるテンポです。指定されているテンポの半分以下で十分です。

 ゆっくり弾くと、このフレーズはここでフォルテにするとか考える余裕がありますし、正確に弾くことができます。

 ゆっくりした演奏を物差しに練習します。そうすることで、演奏が正しいかどうか判断ができます。自分自身で物差しを作って比較することが判断力の向上につながります。

 

 動画にしてみましたのでぜひ観てください。チャンネル登録いただければ幸いです。よろしくお願いします。

 


マンドリンレッスン ゆっくりした演奏を物差しに判断力を養おう!!