第104回 マンドリンレッスン 数えながら弾いてみる
マンドリン独奏は、一人でメロディと伴奏を弾くため、自由に弾けます。しかし、リズムとテンポを楽譜の要求どおりに弾く必要があります。伴奏を弾く奏者がいないと、いつのまにかリズムとテンポが乱れる・・・よくあることです。自分も何度もあります。
どうすれば良いか・・・数えて弾くことです。
イット、ニット、サント・・・、イチ、ニイ、サン・・・数え方は自由です。演奏しながら数えることでリズムが合っているか、テンポが遅れていないか速くないか、確認します。
簡単なようで難しい練習です。リズムパターンがさまざまですので正しく数えられないと思います。弾き慣れた楽譜で数えてみます。弾き慣れている楽譜は両手が楽譜を覚えているので、カウントのリズムと楽譜のリズムの違いに影響されません。
数える練習の目的はマルチタスクの習得です。マンドリン独奏は、メロディと伴奏の両方を聴いて弾くマルチタスクです。マルチタスクができるようになると演奏が安定します。
マルチタスクの習得のためにぜひ数えて練習しましょう。
動画でも説明します。
マンドリンレッスン 数えて練習するとマンドリン独奏が向上する。