第59回 マンドリンレッスン ゆっくり弾くってどれくらい?
マンドリンだけじゃないですが、ゆっくり弾いて練習すると上達します。
ゆっくり弾くことで、指がポジションを覚えること、楽譜を正確に弾けることが上達する理由です。
いきなり早いテンポで弾ける奏者はいますが、多くの奏者は初めはゆっくり弾くことが始めると思います。何度も練習して、ある程度弾けるようになるとテンポアップする・・・これで楽譜のテンポに近づくわけです。
この練習だとテンポアップしてから、リズムを間違えて弾いてしまったり、ポジションを間違えて覚えてしまうことがよくあります。気がついたら、やり直すわけです。
これが本番が近い時だとパニックになります。
このため、弾けるようになってからもゆっくり弾くことが良いです。
ゆっくり弾くと指がポジションに長く滞在するため、楽譜を覚えることができます。間違いがすぐにわかります。
どれくらいゆっくり弾くかというと・・・楽譜を見ながら、自分の音を聴き取れるテンポがいいです。自分の音を聴き取れるので、間違いもなくなります。楽譜も確認できるので、正確に弾くことができます。
聴き取れるテンポは、奏者それぞれです。弾いてみて聴き取れるテンポがこのあたりだとわかれば、そのテンポで練習します。
動画にすると以下のとおりです。
マンドリンレッスン 聴き取れる「ゆっくり」の速さで練習しよう!!