第110回 マンドリン独奏曲をぶっつけ本番を想定して練習してみる
コロナの状況でマンドリンオーケストラの練習ができないため、独奏曲を弾いてみたい奏者も増えたように思います。
ソロで弾くのは勇気もいりますし、オーケストラとは全く違う雰囲気です。ある独奏曲を弾けるようになったら弾いてみたいとは思いますが本番でミスったらと思うと一歩踏み出せない奏者も多いです。
どうやって練習するべきでしょうか?・・・ぶっつけ本番を想定して練習してみましょう。
1. 一気に弾きとおす練習
1.1. 弾けないフレーズを炙り出せるメリット
どこが弾けないのか、練習しなければいけないフレーズを炙り出せることがメリットです。
弾けないフレーズは繰り返して練習します。
1.2. 効率的な練習になるメリット
弾けないところと弾けるところを仕分けして、弾けないところを集中して練習するので効率よく弾けるようになります。
1.3. 飽きやすいデメリット
やってみればわかりますが、集中力が続きません。同じフレーズを繰り返して練習するため、なかなか続かないのがデメリットです。
2. 弾き通してみる
メリット、デメリットを理解したうえで、ある程度弾き通せるようになったら、弾き通してみましょう。
弾き通せば、次に何をすべきかわかってきます。弾けないところを何度も弾いてみる、いずれ弾けるから放っておいて従来どおりに積み上げ式の練習をする。
独奏曲を練習したら、ぶっつけ本番を想定していきなり弾いてみましょう。
動画にしてみましたので、ぜひ見てください。チャンネル登録をお願いします。