マンドリンを弾く技術士

マンドリン独奏曲やマンドリンの弾き方、技術士、本などのブログです。

第78回 マンドリンの基礎 楽にポジションを取って弾こう。ミストーンも減ります。

 左手のポジションチェンジは決まればカッコ良いですが、本番ではリスクが高い演奏技術です。ミストーンになる可能性が高い技術でもあります。

 楽譜にポジション指定がなければ、極力ポジションチェンジが少ない移動のやり方をした方が無難です。

 

 ポジションチェンジを少なくする方法は次のとおりです。

 移動先の音の下の弦の位置を探します。マンドリンは弦同士の音程が一定ですのですぐにわかると思います。

 下の弦の音が手の届く位置でしたら、その音をピッキングします。ポジションチェンジ前の音が残ることを確認できれば、そのポジションを採用しても良いです。この積み重ねでポジションチェンジを減らしていきます。スライドが横の動きに対し、縦の動きをとります。

 

 スラーは原則スライドで音を取りますが、この方法でも音は残りますので、縦の動きでリスクを減らしても良いです。本番で通用する技術ですのでポジションの取り方を考えて練習していきましょう。

 最後に動画にしてみましたので、ぜひ視聴お願いします。


マンドリンの基礎 楽なポジションを探って弾いてみよう。ミストーンも少なくなる。