第68回 マンドリンの基礎 ピックの角度に注意して弾いてみよう!!
ピックの角度は演奏するうえで気を付けなければならないことです。
ピックの角度とは、マンドリンのボディに対しピックを垂直にすること、弦に対して水平にすることです。
垂直と水平にすることで、音の粒が立つようになります。音質が綺麗になることです。
トレモロして、ダウンとアップの音が違うように聞こえたら、間違いなく角度が異なって、ダウンとアップの弦へのあたり方が違っています。
症状が見られたら、演奏をやめて検証してみます。
ゆっくり弾いてみて垂直、水平になっているか確認します。視覚で角度を確認し、耳で音を確認します。ダウンアップが同じ音に聞こえたら、トレモロを再開します。
この作業で改善ができると思います。
厄介なのはアルペジオです。
アルペジオはピックが寝やすくなります。垂直に保てなくなります。垂直で弾くとピックが弦に弾かれたり、力んでしまいピックが流れてしまうからです。
ピックが弾かれてもよいので、ピックの角度を保って弾いてみます。ゆっくりと弾いてみます。角度を維持できるようになったら、少しテンポをあげてみます。この繰り返しでアルペジオでもピックが垂直水平に保てるようになります。
粘り強く練習する必要がありますが効果はありますので、続けてみましょう。
動画にするとこんな感じです。