第92回 マンドリンレッスン ピックを立てて弾いてみよう
マンドリンなどピックで弾く楽器は、ピックの角度が重要な要素になります。
ピックが斜めに寝てしまうと良い音が出ません。マンドリンのように主弦、副弦があると主弦と副弦のピックのあたるタッチが異なるためです。
ピックの角度が斜めにならないように、弦に対してピックが垂直になるようにします。演奏中はわかりにくいので、スケールやコードを弾いて練習します。
スケールは、左右の手の動きがシンプルなので、角度を確認して弾くことができると思います。確認できれば練習をやめます。
問題はコードです。ピックが斜めだと、ピックが流れるので音がでないし、音が重なってきこえます(表現が難しいですが・・・)。
ピックが垂直に立つと、1音ずつが際立つので、ゆっくり弾くと1音ずつ確認できます。早く弾くとジャラーンと音がなってギターのように聞こえます。
適当にコードで練習したり、コードがあるフレーズで繰り返して練習します。1音ずつ確認してから、弾くとピックの角度が垂直に立っていることがわかります。目視で確認することも良いと思います。何度も練習するとジャラーンとなりますので、こういう音を目指しましょう。
動画に音がありますので確認してみましょう。