マンドリンを弾く技術士

マンドリン独奏曲やマンドリンの弾き方、技術士、本などのブログです。

第67回 マンドリンレッスン リズムを合わせるちょっとした技術

 自分では、リズムどおりに弾いているつもりでも実はリズムが外れているなんてことがよくあります。

 自分は今でもレッスンで言われます・・・その対策を説明します。ちょっとしたリズムを合わせる小技です。


【マンドリンレッスン】 リズムを合わせる小枝、知っておけば便利なスキルです。

 

1.数える

 当たり前だといわれそうですが、意外とできない奏者が多いのが数えることです。カウントをとることです。

 拍子が4/4なら4部音符でカウントします。よくイットゥ、 ニットゥ・・・とカウントをとると思います。これはけっこう難しいです。楽譜をみて意識を分散して、カウントをとるといつの間にかカウントが遅くなったり、速くなったりします。

 結果的にリズムどおりに弾けません。

 この対策として、8部音符でカウントします。1、2、3・・・と数えます。これならイットゥ・・・と数えるよりもカウントしやすいです。8部音符でカウントするのは、最も頻度が多い音符のためです。

 小さな音符でカウントすると合わせやすくなります。

 

2.最後の音符を伸ばす

 リズムが乱れる要因に音符が短いことがあります。

 テンポが変わらないのに音符が短くなるとリズムが乱れます。なぜ、音符が短くなるかというとフレーズの変わり目などでポジションチェンジがあるためです。早くポジションチェンジしたいため、最後の音符が短くなります。

 このため、フレーズや小節の最後の音符を伸ばします。そうするとリズムが一定になります。これはちょっと意識的にするとできると思います。

 

3.休符は長めに弾く

 休符は短くなることが多いです。

 自分自身では指定どおりの長さで休んでいると思っていますが、実際は短い方が多いです。短いため、どんどん詰まっていき、リズムが乱れていきます。

 自分が思っているよりも長めに休符をとる方が指定どおりの長さになる方が多いです。どうしても前のめりになりやすいので、意識的に長く休むと結果的にリズムどおりになります。

 我慢できないことがよくありますが、意識して長く休むようにしましょう。

 

動画にするとこんな感じです。ぜひ見てください。