第223回 マンドリン 休符が長く隙間は短くして弾く
マンドリンの楽譜は、休符とスラーが数多く出てきます。
音符を弾くことに比べると休むことは軽視されがちです。軽視されるとは、休符が短くなり、スラーとスラーの間にある隙間が長くなることです。
休符が短くなるのは、音がなくなることを嫌がるためと思われます(奏者によりますが)。演奏が止まってしまうことになるため、休符の長さが短くなりがちです。
隙間は、次のフレーズを弾くときにタイミングを合わすため長くなることが多いです。左手を動かすので、隙間をなくすくらいに弾くくらいが、ちょうど良い隙間になります。
休符は長さが指定されていますので、長さの分だけ休む必要があります。
感覚で弾くと短くなるので、数えるのが良いですが、写真の楽譜のように音が詰まっているとそういう余裕もありません。
このため、演奏をスパッと終わらせる覚悟で休符をとりましょう。
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