マンドリンを弾く技術士

マンドリン独奏曲やマンドリンの弾き方、技術士、本などのブログです。

第200回 マンドリン ウラの音を引っ張る

 フレーズを弾くとブチ切れてしまい繋がらないことがよくあります。

 

 なぜ切れるかというと・・・ウラの拍を弾けてないからですね。

 

 例えば8部音符が連なるフレーズを弾いて、ポジション移動する前のウラの拍が弾けていないことがよくあります。

 写真のフレーズの場合、小節単位で一つの塊ですが、ポジションチェンジ前の8部音符が短くなってフレーズのつながりが悪くなります。

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 生き生きとしたフレーズを弾くには、ウラの拍をしっかり弾きます。

 ウラの拍は長めに弾く感覚だとちょうど良い長さになります。

 

 気をつけないといけないのはメトロノームです。リズムを正確に弾くためにはメトロノームは重要ですが、表の拍だけしか合わなくなることがよくあります。

 このようなことがないように、メトロノームを使わない練習でウラの拍をしっかりと弾きましょう。

 

 動画にしましたので、ご視聴いただければ幸いです。

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