第60回 マンドリンの練習方法 ピッキングから始めよう
マンドリンの練習方法のことを書きます。
練習方法は奏者により様々ですが、自分がやっている練習方法は、ピッキングから始めて、リズムを合わせて、最後に表現をつけるの3段階で練習しています。
1.ピッキングで練習
目的はポジションの確認です。正確にポジションをとることとイメージを思い浮かべることです。
完成形をイメージしておくと、そのイメージに近づいていけるので、漠然とピッキングすることなくイメージすることもしましょう。
2.弾けないフレーズの練習
弾けないフレーズを繰り返し練習します。
弾けないフレーズを集中的に練習することで、効率よく楽譜をマスターできます。時間がない場合、弾けないフレーズのみ練習するのもありです。弾けているフレーズは一時的に弾けなくなってもすぐに弾けるようになります。
3.メトロノームを使った練習
メトロノームに合わせて弾きます。
トレモロのフレーズはトレモロで弾きます。基本、楽譜のとおりに弾きますが、表現は気にしなくてもよいです。リズムにぴたりと合わせることが目的です。
いつの間にか遅くなっているとか、速く弾いてしまったりすることがありますので、テンポを意識する意味でもメトロノームは有効です。
4.表現を意識して弾く
最後に、メトロノームは使わずに楽譜のとおりに弾きます。
表現力も意識します。テンポも楽譜の指定のテンポで弾きます。表現をすることにより弾けないフレーズが出てきます。その場合、2.に戻ります。
この繰り返しで楽譜をマスターすることができます。
動画にするとこんな感じです。
マンドリンの練習方法 ピッキングから初めて、苦手なフレーズ、トレモロで練習すると正確に弾けます。