マンドリンを弾く技術士

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第58回 マンドリンの基礎 右手は手首と腕弾きを組み合わせて、上下の弦にあたらにようにして弾くと綺麗な音が出る

 マンドリンを弾くうえで右手の弾き方に悩む奏者は多いと思います。自分もそうでした。レッスンで先生から教わるまではわかりませんでした。

 

 結論ですが、手首と腕弾きの組み合わせで、上下の弦に当てないように弾くのがベストです。理由は音が綺麗なためです。

 説明は以下のとおりです。

 

右手の弾き方の種類

 それぞれの弾き方と特徴は以下のとおりです。

【手首弾き】

 手首のスナップで弾く奏法です。

  • スナップが効くため、音は綺麗です。

  • コードは苦手です。

【腕弾き】

  • フォルテを弾けます。

  • 力強い音が出ます。

  • 力みやすいため、綺麗な音にはならないです。

【手首+腕弾き】

  • 手首のスナップと腕弾きの力強さを兼ね備えています。

  • 万能な弾き方です。

  • マスターするのに時間がかかります。

 

弦を当てて弾くか当てないで弾くか

【弦を当てる】

  • ダウンアップが均等に弾けます。

  • 上下の弦に当たったときにノイズがでます。

【弦を当てない】

 

以上のことを動画にしてみました。


マンドリンの基礎 右手は手首+腕で、上下の弦に当てないように弾いてみよう。

 練習時間が必要ですが、基礎を十分に練習しておくとオーケストラでも独奏でも対応できますので、ぜひ練習しましょう。