マンドリンを弾く技術士

マンドリン独奏曲やマンドリンの弾き方、技術士、本などのブログです。

第13回 マンドリンを弾くために必要な小物類

第13回はマンドリンを弾くのに必要な小物類を説明します。

小物類は、演奏に必要な物と維持管理に必要な物があります。独奏、マンドリンオーケストラに共通ですので、参考にして頂ければ幸いです。

 

 

小物類について

動画で確認した方が早いです。わりと小物類があることがわかると思います。演奏するにも維持管理するにも必要なものです。


【マンドリンレッスン】マンドリン を弾くのに必要な小物類は何か

 

演奏するのに必要な小物

 演奏するには、ピック、弦、腕カバーおよび滑り止めクロスなどが必要です。

ピックは、様々な物が市販されています。使いやすさもピックごとに異なりますので、試しに色々なピックを使って自分に合うものを使えば良いと思います。自分はK-LICKSのピックを使っています。以前は川口ピックでしたが、販売が取り止めになったさいに変えました。川口ピックが再販されましたが、K-LICKSを使い続けています。

プラスチック製ですが、プラスチック類にも材質がいろいろとあり、プラスチック製のピックでも硬さ柔らかさ手への馴染みやすさが異なります。川口ピックのように滑り止めはないですが、汗が手についても滑りにくく馴染みやすかったので、K-LICKSを使い続けています。

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弦は、OPTIMAを使っています。OPTIMAの黒です。赤色、緑色、青色、白色も使いましたが、黒に落ち着きました。色の違いによる音の違いはわかりませんが、黒色の方がマンドリンに合ってるかな程度で選んでします。弦の違いによる音がなんとなくわかるという友達がいますが、3ヶ月に1回くらいしか弦交換をしませんので、音色の違いまでわかりません。

ARSという弦があり評価が高く興味がありますが、当面はOPTIMAを使おうと考えています。色については、使ったことない色を試したいと思います。気に入る弦が見つかるかもしれません。

 

チューナーを忘れるところでした。

チューナーはネックのヘッドに装着できるタイプです。演奏中も目立たないし、曲と曲の間にチューニングできることがいいです。以前は、音叉を使っていましたが、簡単にチューニングできる便利さには勝てないですね。

 

腕カバーは、夏に必要です。暑さで腕の汗がマンドリンに付着するのを防ぐためです。腕カバーがあれば汗で弾くにくいこともないので重宝します。現代ギターの売っていたものを使っています。マンドリン専用のがなかったためです。ギター用もマンドリン用も同じで良いと思います。

右手に装着します。季節に関係なく使っています。夏場だけで十分かと思いましたが、装着することに慣れたので、季節に関係なく装着しています。

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滑り止めクロスはマンドリンを安定させるのに必要ですね。滑り止めクロスは悩みました。マンドリンを包み込むようなタイプが欲しかったですが、小さなタイプしかなくマンドリンが不安定でした。拭き取り用のクロスを試しましたが、使えませんでした。そんな時にOPTIMAから滑り止めクロスが発売され、すぐに購入しました。効果があり、演奏中のマンドリンのずれがなくなりました。

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夏場に活躍するのが、手用のサポーターです。夏は左手に汗がついてスライドがしにくいことがありますが、サポーターを装着することによって、左手の汗に悩まされなくなりました。

装着するとこんな感じです。夏場はもう少し上にサポータを上げます。腕カバーと同じく季節に関係なく使っています。夏場だけでもいいですが、慣れると装着する方が自然に感じます。見た目も悪くないなと思います。

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自分は使いませんが、マンドレストという演奏時にマンドリンを安定させるための台があります。師事する先生の生徒さんには、けっこう使っている奏者がいます。自分も使おうと試したことがありましたが、逆にマンドリンが不安定になることから使うのをやめました。今後、使うことはないだろうなぁ と思います。

凹んでいるところを膝にして、平の部分にマンドリンを載せます。10cm程度の小さなものですので、マンドリンの一部のみ載せて安定させます。マンドリンの胴はボウル状なので、不安定になると思いますが、マンドレストがないと安定して弾けない奏者もいるのも確かです。どうやって安定させているか聞きたいところです。

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マンドリンの維持管理に必要な小物

クロス、弦交換には小物類が必要です。

クロスは、演奏後にマンドリンに付着した汗などを拭き取るために使用しています。特にこだわりはないので、楽器店に売っているものを使っています。演奏後は弦に汗がつかないように、クロスでネックを包み楽器ケースに保管しています。

 

湿度調節剤です。ギターペットの名前で売られており、有名です。木製の楽器は湿度管理が重要です。マンドリンから水分がなくなると木が軽くなり、ネックが反ってしまいます。湿度がありすぎると、木が腐ってしまい同じくネックが反る原因になります。適度に湿度を保つ必要があるわけです。

広島では売ってないのか見たことないので、ネットで購入しています。楽器ケースに入れており、2ヶ月に1回くらいの頻度で交換しています。

他にも湿度調節剤は売っていますが、使いやすさからギターペットを愛用しています。ネックを反ったマンドラを弾いたことありますが、弾きにくいです。というか弾けないです。東京のギター系の某有名楽器屋さんで安いマンドラがありましたので、つい買ってしまいましたが、ネックが反っていて使い物になりませんでした。修理に出そうと思ったら、「このマンドラの数台分の金額になりますけど、修理しますか?」と言われ修理を諦めました。それ以来、ギターペットを使っています。

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他にも小物類はありますが、このあたりで終わりたいと思います。

随時、アップして小物類の記載を追記していきたいと思います。

 

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