マンドリンを弾く技術士

マンドリン独奏曲やマンドリンの弾き方、技術士、本などのブログです。

第233回 マンドリンの基礎 左手と右手の役割

 マンドリンを弾くには左右の役割分担を知っておく必要があります。

 

1. 左手

 左手は強くポジションを押さえます。

 握力が弱いと弦が動き、演奏がぶれるからです。音のビビリがでて、汚い演奏になります。このため、弦がポジションから動かない強さで押さえます。

 

2. 右手

 右手は左手と逆で力まないように弱い力で弾きます。

 右手の力が強いと、全ての音がアタック音になります。ピアノがフォルテになりかねないので、右手は脱力して弾きます。

 

 ピックは弱く握ります。握りが弱いとピックのアタックも弱くなります。ピックが親指と人差し指で動きますので、トレモロを続けるには脱力が必要です。弱く握ることで、自然に脱力ができるようになります。

 

 以上の左右の基本を意識して演奏しましょう。

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