第228回 マンドリン スケール練習でポジションを覚える
楽譜をなかなか弾けない、ポジションを覚えられない・・・こういう悩みはスケール練習が最適です。
楽譜が弾けない理由に楽譜で音を視認し、マンドリンのポジションを探すことに時間がかかることがあげられます。
楽譜の音がドレミと進行はわかってもマンドリンのどのフレットを押さえて良いのか探してしまうわけです。
全てのフレットから探してしまうので、なかなか弾けないのは当たりますです。
弾く時は、どのフレットを押さえるか、あらかじめ絞り込みができると弾きやすくなります。どうやって絞り込むか・・・それがスケール練習です。
マンドリンのスケールは形が決まっています。
ドから始まるスケールで各弦を4つのフレットを押さえるとすると4弦がドからファ、3弦がソからド、2弦がレからソ、1弦がラからドです。
4弦はド、レ、ミの音程が2つのフレット、ミからファは1つのフレットの間隔です。3弦も同じ間隔です。
2弦は、ミからファが1つのフレットです。前提はドのメジャースケールです。
このスケールの間隔は、4弦のどの音から始めても変わりません。
このことを覚えておくと、楽譜のKEYを確認したら、どのスケールを使用するかわかります。そうするとポジションも見えてきます。
楽譜を弾きやすくするためにも覚えておきましょう。
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