マンドリンを弾く技術士

マンドリン独奏曲やマンドリンの弾き方、技術士、本などのブログです。

第120回 マンドリン初心者 ピックが弦から離れないようにして弾いてみよう

 16部音符のフレーズが指定されたテンポで弾けない、速弾きすると違う弦にピックが当たるといった事象は、ピックと弦の距離感に原因があります。対策は右腕をマンドリンに近づけて弾くことです。このことを説明します。

 

1. 速く弾けない、間違えて弾くのはなぜか?

 ピッキングで弾くフレーズは早いテンポで弾いたり、16部音符以上の細かい音符が指定されていると速く弾けない、弦をまたぐと違う弦をピッキングしてしまう・・・こんなことがあります。

 

1.1. ピックが弦から離れすぎていることが原因

 原因は、ピックが弦から離れすぎなためです。

 ピックと弦に距離があると右手の動きを速くせざるを得なくなります。そうするとピックが弦に深く入ったり、右手が上がりすぎになります。こうなると速く弾けないし、弦またぎでミスります。

 

2. 対策は右手をマンドリンから離さない

 対策は想像できそうですが、右手というか右腕をマンドリンから離れないようにして弾くと右手が弦に対し上がりすぎるようなことがなくなります。

 こうするとピックと弦の距離が近づくため、速く弾けるし間違えも少なくなります。

 

動画にしましたので参考に見てもらえれば幸いです。

 

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3. まとめ

  • ピックと弦が離れすぎると速く弾けないし間違いも多くなる。
  • 右腕をマンドリンに近づけて弾いてみる。