第208回 独学で学ぶマンドリン 最適なピックの厚さは何ミリか?
マンドリンを弾くには、ピックが必要です。
ピックは、べっ甲やナイロンなどがあります。以前はべっ甲でしたが、今はナイロンやプラスチックが主流です。
プラスチック(ナイロンもプラスチックで統一します)は、厚さがばらばらです。厚さを選択できるのがメリットです。
ピックに厚さが書いてあることが多いです。写真は、左から0.09、0.08、0.07mmです。
0.09は、倍音が効きやすい印象です。力むと弾きにくいのが欠点です。手首が柔らかい奏者は選択する価値がありそうです。実態は、使っている奏者は少ないです。
0.08は最も使われている厚さです。迷ったら、真ん中の厚さを選ぶと思います。色々なフレーズを弾けます。
0.07は、最も薄いです。少々力んでも弾ける印象です。自分も使っています。
ピックの選択は、楽譜を弾いて確認するのが良いです。その際は、ピックの抵抗が強いアルペジオや楽譜を弾き通して確認するのが良いです。トレモロ練習やスケール練習で確認して選択するのも良いです。
自分に合った最適なピックの厚さを選択しましょう。
動画にしましたので、ご視聴いただければ幸いです。