第235回 マンドリンの基礎 弦をなでるようにトレモロしてみよう
マンドリンは、ピックで弦をはじく楽器です。ピックが弦に強く当たると大きな音がでますが、綺麗な音かというと・・・綺麗な音とは言えません。
楽譜にはフォルテがありますので、音量重視で弾く・・・迫力は出るが、綺麗な音とは言えない・・・そういうケースも多々ありますが、普通にメゾフォルテやメゾピアノを弾くには綺麗な音で弾きたいですね。
綺麗な音とは、ノイズがない音です。耳障りな音がないため、心地よく聞こえます。そういう音を弾きたいですね。
どうやって弾くか?・・・
ピックで弦を撫でるようにして弾きます。ピックが弦に負けるため、ノイズが出ません。コードをストロークするとよくわかります。
ただし、ピックが寝ないように気をつけましょう。ピックが弦に当たる時は垂直が基本です。当たった後は、ピックが弦に負けるようにして弾きます。ピックが弦を通過した後は垂直に戻ります。
基本的なピッキングですが、できない奏者も多いです。
コードを弾くと垂直から弦に負ける垂直に戻るの動作が確認しやすいです。コードでの弾き方を単弦でも行うイメージです。
ゆっくりからやってみましょう。コツを掴むと継続して続けるようになります。
YouTubeにアップしましたので、ご視聴いただければ幸いです。