マンドリンを弾く技術士

マンドリン独奏曲やマンドリンの弾き方、技術士、本などのブログです。

第140回 マンドリン 左手で弾いて右手は添えるだけの練習

1. 左手で弾く

 左手で弾くとは、左手に意識を集中して、右手は添えるだけで弾くことです。

 左手が先攻で、右手がついてくるので音がぴったりと合います。それと右手の脱力にもなります。

 

2. 左手といいつつ右手の練習

 左手の練習といいつつ、右手を添えるだけの脱力の練習です。

 楽器を弾くとは、右手に意識が集中しがちです。右手が先攻すると左手がついてこれなくて、左右にずれが生じます。そうするとミストーンになったり、音の潰れが発生します。

 

3. 練習方法

 左手がよく動くフレーズ、音符が詰め込んで左手の動きがある楽譜の方がわかりやすいです。弾き始めたら、左手に意識を集中します。左手でリズムをあわせる感じです。メトロノームを使ってもよいです。

 右手はとりあえずは無視してもよいです。

 音が潰れたら、左右が合っていませんので、テンポを落としてみます。

 この練習は早いテンポの方がわかりやすと思います。

 

 難しいのはアルペジオやコードです。左手に動きがほとんどないためです。アルペジオやコードは左手で弾くことを考えずに割り切って弾いても良いです。

 動画にしてみましたので、ご視聴いただければ幸いです。

 

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4. まとめ

  • 左手で弾くイメージをもつ
  • 右手は添えるだけ
  • 早いテンポで左手が動く方がわかりやすい

以 上