第76回 マンドリンの基礎 カウントしながら演奏する技術
リズムを正確に弾くにはカウント(数える)ことが重要です。
重要なんですが、なかなか難しいです。数えながら弾くとリズムどおりに弾けないことが多いです。自分もそうでしたからね。その練習方法です。
なぜカウントしながら弾けないのかというと、演奏に集中しすぎることです。演奏に意識が集中してしまって、1,2・・・とカウントをとるとずれるということがよくあります。
演奏に意識を緩和するには余裕をもって弾くことです。
余裕をもつには、トレモロの回転数を少し落とすと有効です。少し落とすことで、右の力も脱力し意識が緩和されます。
リズムのパターンによっては、カウントする必要がないリズムがあります。アルペジオがそうです。アルペジオはカウントを早すぎて数えれないです。ベース音は数えますが、構成音は数えれないです。
4/4拍子の曲なら8部音符がよく使われます。こういう場合は8部音符でカウントをとると、ウラの拍を正確にとれます。
様々なリズムが混合している曲の場合、数えやすい音符でカウントします。8部音符か4部音符のどちらかになると思います。
動画にするとこんな感じです。