第131回 マンドリン 反発力を利用するトレモロ
他の弦にピックを当て、その反発力でトレモロする奏法は、一般的で使用する奏者も多いです。他の弦にあたるので、ノイズが発生しやすいデメリットがあります。しかし、脱力を意識するとノイズを消して弾くことができます。
1. 反発力を利用するトレモロとは?
幅の狭いトレモロで書きましたが、ピックを弦に当てて、その反発力を利用してトレモロする方法です。
1.1. メリット
粒の安定感がメリットです。
ストロークが安定するため、粒が揃いやすくなります。
1.2. デメリット
ピックが弾かない弦に当たるので、音が出ます。この音が大きいとノイズになることがデメリットです。
2. メリット・デメリットを考えて練習しよう
力むとノイズが大きくなりやすいので脱力を意識してトレモロしましょう。
振り幅が大きいと、回転数を上げてしまいそうですが、回転数を上げると力みやすくなりますので、回転数は落とすことを意識しましょう。それぐらいの方がちょうど良いです。
動画にしましたので、ご視聴いただければ幸いです。
3. まとめ
- 粒の安定感がある
- ノイズがでやすい
- 脱力を意識してデメリットを帳消しにする。
- 回転数を上げすぎない。
以 上