第85回 ピックの深さをコントロールしてノイズを減らす練習
以前にも書きましたがピックの深さをコントロールすることを書きます。
ピックの深さは音量をコントロールすることで重要ですが、ノイズを減らすことにもなります。ピックが深くなると弦の振れが大きくなります。綺麗な音ならかまいませんが、ピックと弦の角度の違いにより、ノイズになることもあります。ノイズが大きくなるため、聴き手は不快な音としてとらえてしまいます。
こんなことにならないようにピックの深さをコントロールすることが重要です。
ピックの深さは、フォルテ〜ピアノでコントロールできるようにします。もっとも弾きやすい深さをメゾフォルテにして、ピックを深くしてフォルテをだします。逆にピックを浅くしてピアノをだします。
この深さの幅をコントロールできるようになると音量もコントロールできます。コントロールできるので、ノイズも減ります。
注意するのは、トレモロの回転数が落ちないようにすることです。トレモロなのか16部音符なのかわからなくなります。
ピッキングの曲やトレモロの曲など様々の曲を練習すると向上します。
難しいのはピアノを弾く、ピックを浅くすることです。弦の表面を擦るようにして弾きますが、けっこう難しいです。トレモロの回転数が落ちてしまいます。
慣れるまでは徐々に浅くして練習しましょう。
動画にも示しています。