第100回 マンドリンレッスン 音が潰れないようにして弾く技術
楽譜を弾くと音が潰れることがよくあります。あってはいけませんが・・・どうやって防ぐか説明します。
1.なぜ音が潰れるのか?
1.1 右手に原因がある場合
右手に原因が考えられる場合は、ストロークが考えられます。振り抜いてないからです。中途半端にストロークが終わってしまい音が潰れることがあります。
1.2 左手に原因がある場合
原因の多くは左手です。
特に左手の指です。指がピッキングしている弦に触れてしまいミュートになってしまうケースです。右手はしっかりと振り抜いていてもミュートしていますので、音はでません。
1.2.1 なぜミュートしているのか?
理由は、第一関節を曲げていないためです。指の柔らかいところで押さえていると曲げきれていません。演奏に余裕がない場合、なりやすいです。
2.対策と練習
2.1 対策
原因がわかれば対策は簡単です。
単純に第一関節を曲げて弾けば音の潰れを解消することができます。ピッキングしている弦に指が当たりませんのでミュートにはなりません。音がきちんと響きます。
2.2 練習
練習では、癖が身についていると思いますので、ゆっくりと練習します。第一関節が曲がって、ミュートされていないことを確認します。
音が潰れてなければ、繰り返し練習でフォームを身につけます。繰り返せばフォームが身につきますので、他の楽譜にも応用できます。
2.3 留意事項
練習する曲は、ピッキングの曲でもトレモロでも重音の曲を選択しましょう。重音は特に音が潰れやすいためです。ピッキングなら音の潰れ、改善がよくわかると思います。
3.動画にすると・・・
最後に動画を紹介します。練習するうえで参考になれば幸いです。
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