第75回 マンドリン 右手の回転数を常に一定に保ち、リズムやテンポをコントロールする練習方法
ピアニストのように左右を独立できれば、ノイズも減って、良い演奏ができるだろうと想い、どうやれば良いのかと考えて思いついた練習方法です。
スケールで練習します。
スケールは、右手が一定になりやすいので、成果がわかりやすいメリットがあります。ただし、実践ではすぐに使えないので、応用させるのに時間がかかります。
少しずつでも上達しようと考えたら、スケールから練習するのが良いです。
右手は常に一定にしてトレモロします。回転数を上下しないことが必要です。左手でスケールのポジションを速く押さえたり、遅く押さえたります。トレモロの回転数は常に一定ながら、リズム、ポジションが変化します。これを自由自在にできれば左手で演奏をコントロールすることができます。
楽譜は必要ありません。スケールを適当に弾きます。左手の押さえを速くしたり遅くしたりします。始めは、徐々に速く押さえたりするのが良いかもしれません。
注意するのは、右手の回転数が常に一定なことを保つことです。これが難しいです。慣れないうちは、左手に引っ張られて回転数が上がったり下がったりします。
マンドリンの指盤を見ながら弾くと上手くいきやすいです。あくまでも実感ですが・・・集中力が必要ですので、5分から10分くらいの練習で十分です。練習始めや終わりに練習メニューに加えるのが良いです。
左右の独立で、右手が一定になりノイズも減ります。ノイズの減少が音質が向上しますので、日頃のルーティンにしましょう。
動画にもしていますので、ぜひ見てください。
マンドリン演奏 左右を独立させる練習 回転数を一定に保ちリズムをコントロールしよう!!