マンドリンを弾く技術士

マンドリン独奏曲やマンドリンの弾き方、技術士、本などのブログです。

第168回 マンドリン 右手を止めるな!! 

1. 左右が独立できるように

 何度か書きましたが、演奏において理想なのは、左右が独立することです。 

 左手が止まれば右手も止まる、左手が早くなると右手の回転数があがる・・・左右が連動している弾き方です。

 独立していると、左手のポジションに関係なく右手は一定の回転数でトレモロします。左右が独立するとミスも少なく安定した演奏ができます。

 

2. 右手が止まらないように弾いてみよう

 弾き慣れたフレーズを用いて左右独立の練習をしましょう。

 左手のポジションが変わり演奏がストップするところがあるはずです。そういうポジションチェンジのところは、右手も止まってしまいます。

 右手を止めずにひたすらトレモロします。右手がトレモロしていると意識できれば左右が独立しています。

 そう感じるまで弾きましょう。

 コツは、右手の回転数を落とすことです。回転数を落とすと右手に余裕ができます。いつもよりもトレモロの回転数を落として弾いてみましょう。

 動画にしてみました。

 

youtu.be