第96回 マンドリンレッスン 休符は休むのではなく弾くものである。
数ある演奏記号のなかで休符は、簡単そうで難しいです。
「休むだけ」・・・と思ったら、楽譜指定の長さに休んでいないことがよくあります。
自分がイメージした長さよりも実際には短くなっていることが多いです。奏者は音がない状況を嫌うので、自然に休符が短くなります。このため、休符は長めに休むとちょうど良い長さになります。
休符を休むというのは難しいです。カウントすることで長さを楽譜のとおりにとることがよくありますが、これもカウントが早くなることがよくあります。
対策として、空ピッキングする方法があります。テクニックが必要で難しいです。上手いギタリストはできますが、自分はマンドリンでやったことありません。逆に長くなってしまいます。
感覚的ですが、長めにとることが良いです。自分が数えるよりも長めにとるとちょうど良い長さになります。
これは休むというより、休符も弾くという感覚です。休むのではなく弾くととらえれば長めにとれます。そうするとちょうど良い長さになります。
休符は休むのではなく、弾く・・・この感覚を養いましょう。
最後に動画を紹介します。