第217回 マンドリン 音量は大げさがちょうど良い
マンドリンだけじゃないですが、奏者は楽譜のとおりピアノやメゾフォルテを弾いています。しかし。聴く側はそうは思っていません。変化に乏しい演奏と思っています。
なぜ、そうかと言うと、そう奏者は楽器を持つため、音量の変化がわかります。一方の聴く側は、距離があるため、メゾフォルテくらいだとピアノくらいにしか聴こえません。ピアノならピアニシモくらいです。
音量は距離で拡散するため、自分のイメージどおりにはいかないわけです。
音量は、自分のイメージよりも広げて弾くくらいがちょうど良くなります。ピアノならピアニシモ、メゾフォルテならフォルテで弾くと聴く側も音量の変化が明確にわかります。
録音する場合でも音量の変化が小さいと感じるので、ステージでは余計に変化に乏しいと感じます。
練習から音量を広げてみましょう。
動画にしましたので、ご視聴いただければ幸いです。チャンネル登録をお願いします。