第117回 マンドリン ネックの角度に拘る必要はあるのか・・・
ネックの角度は、マンドリンの構え方ですが、奏者さまざまです。決まった角度はなく自分自身がやりやすい構え方で十分だと思います。
ただし、重視しなければならないこともあります。「ポジションを視覚で確認できること」「右手に負担がかからないこと」「長時間持てること」の3点を考えれば良いです。
1. ネックの角度
立って弾くギタリストは、ネックの角度に拘るミュージシャンは多いですが、マンドリニストはそれほど拘ってないように思います。
オーケストラの場合、隣の奏者にネックが当たらないこと、見栄えから、角度を揃えることがあります。独奏の場合、奏者個人で決めています。
2. 基本はないけど合理的な角度
基本の角度はないと思いますが、教則本ではネックの角度は斜めです。45°前後の角度、やや下向きの角度で構えるのをみます。
2.1. 自分自身の注意点
絶対にこの角度でなければいけないという構え方はありませんので、自分自身の構え方を説明します。
ポジションを視覚で確認することから、ネックは縦気味にします。45°の角度前後です。このくらいの角度なら、右手の肘を落とすこともできるので脱力もできます。
3. 自分がやりやすい角度で良い
中途半端な説明になりましたが、結論は自分自身がやりやすい角度で構えれば良いです。その際、ネックを視覚で確認できること、右手に負担がかからないこと、長時間構えられる持ち方であることを考えておけば良いです。
動画にもしてみました。
4. まとめ
- 決まった角度はない。
- 自分自身でやりやすい角度で良い。
- ポジションを視覚で確認できること、右手に負担がかからないこと、長時間構えても問題ないこと の3点を守れれば良い。
以 上