第109回 マンドリン独奏 アルペジオを練習する
1.アルペジオって?
ギターでも使用頻度の高いテクニックです。マンドリンでは独奏曲で見られます。
コードの音を順番に弾くテクニックです。
2.簡単そうで難しいアルペジオ
単に順番に弾くので簡単そうにみえますが、難しいです。
2.1. リズムに正確でなければならない
間違いやすいのがリズムです。音符内で均等でなければなりません。
リズムが正確じゃない・・・間違ってリズムを覚えてしまうことが多いです。音符の中でコードの構成音を均等に割り当てることが重要です。
2.2. 早く弾かなければならない
滑走アルペジオというのがありますが、弦を滑らせるようにしてアルペジオを弾くテクニックです。
滑走というほどじゃなくてもアルペジオは早く弾くことが多いです。
写真のようにベースが8部音符で結ばれていて音を繋げる必要があります。繋げるにはそれなりに早く弾かなければならないです。
この楽譜は、さらに上の音がメロディです。早く弾かないとメロディらしくなりません。
3.正しく理解できたら早く弾く
早く弾くことはそれほど難しくはありません。
音符内で均等にすることが難しいです。
均等になったと思ったら、テンポアップして早く弾きます。ゆっくりから始めて均等になったことを確認してから早くします。
コツは1音ずつ聞き取ることです。聞き取れれば均等になっています。ここまでたどり着くのは時間がかかりますが・・・
動画で練習方法を示します。良かったらチャンネル登録をお願いします。