マンドリンを弾く技術士

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第98回 マンドリンレッスン メトロノームに合っているかわからない

 マンドリンだけではないですが、楽器練習ではメトロノームを使ってリズム練習をよくします。メトロノームの一定の音で楽譜どおりに弾けているか確認することが一般的です。自分では合っていると思っていますが、メトロノームと合っていないということがけっこうあります。

 

 なぜ、合っているのかわからないのか・・・

 メトロノームの音に原因があります。ピッチがある程度速くなるとメトロノームが発する音と音が重なって聞き取りにくくなります。アナログ式は特にそうだと思います。

 

 二つ目に奏者自身がメトロノームの音を聴いていないことがあります。音を聴いていない?・・・そんなことがあるのか?・・・と思いますが、よくあります。聴いてはいるんでしょうけど、自分の音とメトロノームの音を合っているかどうか判断ができない状況がよくあります。自分では合っていると思っていますから厄介です。

 

 ピッチは下げれば聴き取れるようになりますので、テンポを落とせば解決できます。ただし、奏者が合っているかわからない場合は、練習方法も変えたほうが良いです。

 独奏曲ならベース音のみ弾きます。ベース音がないオーケストラの曲なら、メロディの表の拍です。単音のベース音のみ弾けば遅れることはないですのでテンポの感覚がわかります。そのうえでメロディを弾けばベース進行が理解できていますので、合っているかどうか簡単に判断にできます。

 メトロノームと合っているかわからない場合、ぜひやってみてください。 

 最後に動画を紹介します。

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マンドリンレッスン 実はメトロノームと合ってないことが多い。ベース音で合ってるか確認してみよう