マンドリンを弾く技術士

マンドリン独奏曲やマンドリンの弾き方、技術士、本などのブログです。

第94回 マンドリンの2つの練習方法 どちらでも上達します。

 マンドリンの代表的な練習方法を説明します。どのような練習方法でも上達します。向き不向きもありますので、やりやすい方法で練習するのが良いと思います。なので、参考程度で考えてください。

 

1.段階的にステップアップして練習

 多くの奏者はこの方法だと思います。

 最初はリズムを習得し、一通りリズムどおりに弾けたら、表現の練習に進みます。リズム→表現の段階的に練習します。

 目標を分けることができので、確実にステップアップするのがわかるのがメリットです。ステップごとに練習するため、時間短縮ができないのがデメリットです。

 

2.始めから表現も含めて練習

 次が、楽譜の弾き始めから音量記号などの表現力も含めて練習する方法です。始めからとはいっても最初に音をとりポジションを確認してから表現力を含めて練習します。

 楽譜のレベルによりますが、上級者はこの方法で弾く奏者が多いんじゃないかと思います。楽譜を1回確認しただけで、表現力も弾けるわけです。

 時間短縮になることがメリットですが、表現力は過去からのストックがないと弾けないことがデメリットです。上級者は技術のストックがありますので、このパターンならこの弾き方とストックから演奏技術をあてはめるわけです。このため、経験が浅い場合は難しい練習方法でもあります。

 ただし、スローペースになっても練習することはできます。メリットを享受できなくても早い段階から完成形をイメージできるので、今がどの段階かわかることはできると思います。

 

3. まとめ

 どちらの練習方法を採用するかは、自分のレベルに関係なく好みでも良いと思います。また、この2つ以外でも練習方法をありますので自身で研究してみるのも良いです。


マンドリンの2つの練習方法 自分がやりやすい方法で練習しよう!!